治療前にシミュレーションで切開する部分のデザインをします。この時、眉下のギリギリラインに沿って、傷跡が眉毛で隠れるように切除部分を決めて行うことが大切になります。
仕上がりは左右対称にしたい。という方もいますが、人は骨格などに左右差があり、左右非対称の方がほとんどのため、100%対象にすることは難しく、逆に不自然な仕上がりとなってしまう場合もあります。
切開ラインの仕上がりを気にされる方は、カウンセリング時にしっかりと医師に相談をしてみましょう。
眉下切開(眉下リフト)は、加齢でたるんだまぶたをスッキリとさせる治療です。治療法としては、眉毛の下を切って余分な皮膚を切除する方法が一般的です。治療時には局所麻酔を行いますので、痛みは軽減されています。
治療後は抜糸が必要になるケースが多く、メスを使用した治療になるため、ダウンタイムや治療のリスクもあります。
治療を行うことで、重たい印象を与える目元の改善が期待できます。
治療前にシミュレーションで切開する部分のデザインをします。この時、眉下のギリギリラインに沿って、傷跡が眉毛で隠れるように切除部分を決めて行うことが大切になります。
仕上がりは左右対称にしたい。という方もいますが、人は骨格などに左右差があり、左右非対称の方がほとんどのため、100%対象にすることは難しく、逆に不自然な仕上がりとなってしまう場合もあります。
切開ラインの仕上がりを気にされる方は、カウンセリング時にしっかりと医師に相談をしてみましょう。
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たるんだ皮膚を切除します。この時、眼輪筋や脂肪も一緒に切除するクリニックと、眼輪筋や脂肪は切除しないクリニックとで治療方針が分かれることがあります。それぞれにメリットがあり、デメリットやリスクもありますので、切除範囲や治療方針については、事前に確認をするようにしてみましょう。
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皮膚を縫合します。この際、眉毛の生え際のラインに沿って縫合することで、傷跡は目立ちにくくなります。治療の約1週間後に抜糸を行います。しばらくは皮膚が引っ張られたような感じがしますが、1~2ヵ月かけて自然に馴染んできます。傷跡は3~6ヵ月で目立たなくなります。傷跡を気にされる方はその間アートメイクをすることも可能です。
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治療費は、クリニックによって様々です。規模の大きな美容皮膚科の場合は、比較的価格が良心的な設定となっており、個人経営のクリニックや、施術時間が長くかかるような治療を行っているクリニックは、治療費も高い設定となっています。価格と治療方針のバランスを見てクリニック選びをしてみましょう。
また、眉下切開の治療と同時に眉下切開、埋没法など他の治療を行う場合は、45万~100万円が相場となります。
眉下切開は一般的に自由診療となるケースが多く、クリニックによって別途お薬代がかかることがあります。カウンセリング時には、それらを含めトータルの価格を確認しておくと、術後のトラブルを回避できるのではないでしょうか。
眉毛下切開の一般的な治療の流れをご紹介します。ダウンタイム中のおすすめの過ごし方も紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
step01
カウンセリングでは、上まぶたの現状を医師が診察し、眉下切開の治療が適応かどうかを判断します。眼瞼下垂と眉下切開で症状を悩まれる方も多いので、カウンセリング時にしっかりと治療方法を提案してもらいましょう。また、眉下切開はメスを使用する治療となりますので、治療後の仕上がりや自分の要望をしっかりと伝えることが大切です。
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step02
眉下切開を受ける場合、血液検査が必要になるケースがあります。血液検査は治療の当日に受けることも可能で、他の医療機関で受けることも基本的には問題ないと言われています。他のクリニックで受けた検査結果があれば、検査を受ける必要がないケースもありますので、事前に確認してみましょう。
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step03
眉下切開の治療時間は30分~1時間程度ですが、クリニックによって様々です。カウンセリング時に確認をしてみましょう。
治療時は、局所麻酔か静脈麻酔を使用することが多く、治療中に痛みを感じることはないと言われています。麻酔下での治療であれば、痛みへの緊張や不安が軽減されますね。
治療当日は、眉下の皮膚を切開し縫合しているため、糸がついている状態で帰宅します。
普段コンタクトレンズを使用している方は、治療前に外し、治療当日はコンタクトレンズの使用ができないケースがほとんどです。翌日から使用できる場合が多いですが、ダウンタイムには個人差がありますので、メガネを用意しておくことをおすすめします。
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step04
治療後2日程度は傷をしっかりと冷やすことが推奨されています。冷やすことで、皮膚を切開したことによる炎症を抑える傾向があるそうです。抜糸の時期は、通常5~7日以降に行うことが多いですが、抜糸の際に患部の状態を確認し、ダウンタイムが良好だと医師が判断した場合に抜糸となります。
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患部が腫れるピークの期間は3~5日程度と言われています。個人差はありますが、1~2週間ほど経つと落ち着いてきます。患部が腫れている期間は、目の左右差や二重幅の変化を感じて不安になることもあるかと思いますが、腫れの症状は一時的なものですので、触ったり擦ったりせずに安静にしておくことが大切です。
治療直後〜2週間程度は傷跡に沿って赤みが強く出る方が多いと言われています。その後、1~3ヵ月程度は赤みが残り、1年後にはほぼ見えない状態になることが多いようです。赤みの期間はダウンタイムの過ごし方によって変わることもあるため、激しい運動や患部の刺激は避けることが大切です。
治療中、血管に傷がつくと内出血を起こすことがあります。内出血は1~2週間ほど経つと落ち着いてきます。目元は皮膚が薄いため、内出血が起こると皮膚が紫色になったり、白目の部分に内出血ができることもあるでしょう。
内出血に伴って痛むこともありますので、痛み止めの処方有無を確認しておくことも大切です。内出血が引いた後は、目元にむくみが見られることもあります。
傷跡は眉毛の下のラインにでき、1〜数ヵ月程度は赤みをともなうと言われています。半年ほど経つと、傷跡が白っぽい線状の跡になり、ほとんど目立たなくなってきます。傷跡のダウンタイムに関しては、肌質や年齢だけでなく、クリニックの治療法や医師の技術によっても変わってくるようです。傷跡を気にされる方は、傷跡に配慮された治療の工夫をしているクリニックなどを検討してみましょう。
治療後、傷口が安定するまでは約2週間かかると言われています。術後の副作用で多い症状は、腫れや内出血です。5~7日程度で落ち着いてきますので、それまではできる限り安静に過ごしましょう。ウォーキングなどの軽い運動であれば1週間程度から始めても問題ないと言われています。シャワー・洗髪・洗顔・お化粧は、傷口を濡らさないようにして当日から、入浴・コンタクトレンズは翌日から可能となる場合が多いです。アルコールは血液の循環がよくなることから、術後2~3日は控えるようにしたほうが良いとされています。