眉下切開と併用して行われる施術とは?経験者の口コミを紹介!
目元をスッキリさせたい場合、まぶた、目の大きさ、二重ライン、目の下部分など、患部の状態によって施術を受ける箇所は変わります。
上まぶたを改善したいのであれば眉毛下切開を検討される方は多いかと思いますが、同時に他の箇所向けの施術を受けることはできるのでしょうか。
この記事では、眉毛下切開と併用して行われる施術についてまとめていきます。
眉毛下切開とは?
眉毛下切開は眉毛下リフトとも呼ばれ、眉下ラインの皮膚を切除して皮下組織を取り除くことで、まぶたのたるみを軽減させる施術です。
まぶたのたるみが気になる、上まぶたがたれて疲れて見える、目つきが悪く見られるなどのお悩みを持つ方におすすめの施術といえます。
施術方法は、まず切開する線をつけるためにマーキングをして、その後麻酔をかけます。
麻酔の効きを確認したら、マーキング線に従って眉下を切開し、余分な皮膚や皮下組織を切除します。
切除する量は、たるみによって個人差があります。そして、眼輪筋と呼ばれる目の開閉に使われる筋肉をリフトアップしながら、皮膚を縫合します。
施術自体は1時間程度で終了し、術後入院の必要もありません。
施術後は、1週間程度で抜糸を行います。
皮膚を切開して眼輪筋とともに引き上げることで、目の開きや、重たいまぶたの改善が期待でき、切開は眉下のラインに沿って行うため、傷跡も目立ちにくいというメリットがあります。
以上が眉毛下切開の概要となりますが、そもそもまぶたのたるみはどのようなことが原因で起こるのかご存知でしょうか。
たるみと聞くと加齢によるものと考える方も多いと思いますが、若い方であっても、スマホやパソコンの見すぎによってまぶた周辺の筋肉が衰えて、目元がたるんできてしまうこともあります。
まぶたのたるみによる視界の悪化は、日常生活に悪影響を与えることもあるため、眉毛下切開の施術を検討される方も多いようです。
眉毛下切開と併用して行われている施術
まぶたのたるみを軽減させる眉毛下切開は単体で行われるケースが主となりますが、他の施術と併用して行われることもあります。
併用して施術される例としては、roof切除、眼窩脂肪切除、二重切開、目頭切開、脂肪注入などの目元の施術があげられます。
眉毛下切開とこれらの施術の併用は、組み合わせることで相乗効果が期待でき、別々に行うよりも治療期間を短くすることができるメリットがあります。
roof切除
まずは、roof切除と呼ばれる施術について説明します。
roof切除と眉毛下切開は切除する箇所が似ているため混同されがちですが、両施術には明確に違いがあります。
そもそも、上まぶたの作りは表面から皮膚、皮下組織、眼輪筋、隔膜前脂肪、眼窩隔膜、眼窩脂肪と構成されています。roofとは隔膜前脂肪のことであり、この部分を取り除くのでroof切除と呼ばれます。
対して、眉毛下切開はまぶた表面の皮膚と皮下組織を切開して取り除きます。まとめると、roof切除と眉毛下切開は切除する部位が異なるということです。
roof切除の効果としては、脂肪組織を取り除くことで腫れぼったいまぶたを改善することが期待できます。眉毛下切開を単独で行ってもまぶたの厚みを減らすことが期待できますが、更に薄いまぶたを目指す場合はroof切除も併用する場合があります。
ただし、両施術を併用することで切除部位が多くなるため、施術後の腫れは強めになる傾向があることには注意が必要です。
roof切除を併用した経験者の口コミ
眉毛下切開とroof切除を併用した方は、どのような結果だったのでしょうか。
経験者の口コミを掲載します。
【引用】https://meilyweb.com/clinic/5113/review/97052
■メニュー内容(術法/製剤/自家組織の種類)
眉毛下切開とルーフ切除
■悩んでいたこと
まぶたの皮膚のたるみと脂肪で目が開けづらく重い。
■カウンセリング内容
施術内容は決めていたので先生に施術が対象かどうか聞きに行きました。
■クリニック・先生を選んだ決め手
指名はせず、クリニックのカウンセリング予約を入れた時に担当してくれた先生。親切な先生でした。
■術前・術中の様子(クリニックの対応など)
静脈麻酔なので寝ているうちに終了。
■施術直後の様子(腫れや痛みなど)
思ったほど腫れず痛みもなかった。
眼窩脂肪切除
続いて、眼窩脂肪切除について説明します。
先ほどのroof切除でも記載しました通り、上まぶたの作りは表面から皮膚、皮下組織、眼輪筋、隔膜前脂肪、眼窩隔膜、眼窩脂肪と構成されています。
roof切除で取り除く隔膜前脂肪は眉山~眉尻あたりに位置していますが、眼窩脂肪は上まぶた全体にあります。そのため、上まぶたが腫れぼったく見える原因を医師が見極めたうえで、roof切除か眼窩脂肪切除か提案されます。
一般的には上まぶた全体や目頭あたりが腫れぼったい方は、roof切除よりも眼窩脂肪切除の方が効果が期待できるといわれています。上まぶたがかなり厚い方などは、眉毛下切開を単独で行うよりも併用して施術することで目元がすっきりする可能性が高く、更にroof切除も併用する方もいるようです。
併用することで気をつけたい点としては、腫れの強さやダウンタイムです。眉毛下切開を単独で行うよりも腫れは強く出てしまい、またダウンタイムもやや長くなる傾向があります。
眼窩脂肪切除を併用した経験者の口コミ
眉毛下切開と眼窩脂肪切除を併用した方は、どのような結果だったのでしょうか。
経験者の口コミを掲載します。
【引用】https://tribeau.jp/diaries/15550
■メニュー名
眉毛下切開、まぶたの脂肪取り
■メニューについて
まぶたが分厚すぎて二重の線もアイメイクも隠れてしまっていたので、脂肪と皮膚を減らせる施術をしたいと思っていました。
また私の場合二重幅を極端に広げたくなかったので、全切開など二重の線での切開ではなく、傷跡が前髪で隠せる眉下で切開することにしました
■経過レポ(81日後)
2ヵ月半ほど経ちました。さすがにつっぱりや傷跡は完全には消えていませんが、だいぶマシになったのでダウンタイム終了とします。
傷跡の様子は3枚目(外カメ)が一番分かりやすいと思います。
すっぴんでも至近距離じゃないと分からないレベルです。
ビフォーアフターを比較すると、見た目的には目と眉毛の間の距離が縮まっただけで、二重幅は広がりませんでした。残念。
ただ、まぶたが軽くなったのは感じています。
大満足とはいかないですが傷跡が綺麗だしアフターケアも充実していたので星4つ!
二重切開
続いて、二重切開について説明します。
二重切開は、二重ラインを形成するために行われる施術です。
そもそもまぶたが開く仕組みは、瞼板という固い板を眼瞼挙筋が引っ張って目が開きます。
目を開く際に、まぶたに折り目がつかないと一重になります。二重の人は眼瞼挙筋が瞼板の他にまぶた表面にも伸びているため、目を開くと自然に折り目ができて二重を作ります。
二重切開では、希望する二重ラインに皮膚を切開して、筋膜、瞼板、皮下組織を縫い合わせて二重ラインを固定します。傷口=二重ラインとなるため傷口が目立ちにくく、二重ラインが戻りにくい特徴があります。
二重切開と眉毛下切開を同時に施術することは、理論上可能とされています。
しかし、眉毛下切開を行った後は二重ラインが変わることがあり、同時に二重切開をしてしまうと更に二重ラインに影響が出てしまうため、同時施術を推奨するクリニックは少ないのが現状です。
二重切開を併用した経験者の口コミ
眉毛下切開と二重切開を併用した方は、どのような結果だったのでしょうか。
経験者の口コミを掲載します。
【引用】https://tribeau.jp/diaries/28081
■メニュー名
二重全切開、眉毛下切開
■メニューについて
約4年前他院で埋没法3点止めとまぶたの脱脂をしましたが、現在は二重のラインは薄くなり右側はほぼ消えていました。
同術式の再施術も考えましたが、また薄くなるリスクのある埋没より半永久である全切開の方が良いと思い選びました。
眉毛下切開はより二重をクッキリさせることができ、厚いまぶたの私に適していると知ったので、一緒に行うことにしました。
■経過レポ(174日後)
術後約半年経ちました。
傷跡は本当にほぼ目立たなくなり、ケロイド状に残る心配もないくらいです。
理想の二重幅に落ち着き満足しています。
腫れや傷跡の変化もなくなったのでダウンタイム終了にしたいと思います。
目頭切開
続いて、目頭切開について説明します。
目頭切開はその名の通り、目頭部分の皮膚を一部切開(あるいは切除)して、目を横方向に大きくする施術です。目頭部分に蒙古ヒダと呼ばれる皮膚が覆いかぶさっている場合、目が丸みをおびて小さく見えてしまい幼い印象を与えることがあります。
目頭切開で蒙古ヒダを取り除くことで、切れ長で大人らしい印象の目元へ近づきます。
また、蒙古ヒダが残ったまま二重切除などの施術を受けると元の目に戻りやすいといった特徴もあるので、二重施術をお考えの方は目頭切開も行う場合があるようですね。
目頭切開と眉毛下切開は、同時に施術することが可能とされています。上まぶたのたるみを取りつつ、目の形を切れ長にすることで、目の縦幅・横幅ともに大きくしたい方に対して施術されているようです。
目頭切開を併用した経験者の口コミ
眉毛下切開と目頭切開を併用した方は、どのような結果だったのでしょうか。
経験者の口コミを掲載します。
【引用】https://tribeau.jp/diaries/24289
■メニュー名
目頭切開、眉毛下切開、まぶたの脂肪取り(脱脂)
■メニューについて
もともとは目つき矯正と目頭切開の予定でしたがソン先生に見てもらった所、私のまぶたは脂肪が多くこの状態で二重を作ってしまうと不自然になってしまう為、眉毛下切開をして脱脂するのをすすめられたのでお任せしました!
■経過レポ(32日後)
33日目です。
1ヵ月と2日経ちました。
更新が遅くなりすみません。
一昨日久しぶりに会う友達と会いましたが特に変わったなども言われずに自然に仕上がったかと思います。
私自身は写真を撮った時に蒙古ヒダがないだけで横幅が広がりまぶたも引き上がり写りが良くなったので大満足です。
これにてダウンタイム終了になります!
脂肪注入
続いて、脂肪注入について説明します。
目元の美容外科には、自身の脂肪を採取して、必要とする箇所へ注入する施術もあります。
目元の脂肪注入は、目の下のクマ部分が薄いため黒い色味が透けてしまうことを改善する目的で行われています。
適当な量の脂肪を注入することで、目の下にふっくらとしたボリュームができ、黒いクマを軽減する効果が期待できます。
脂肪注入と眉毛下切開を同時に行うことは可能であり、上まぶたの腫れぼったさと目の下のクマを両方改善したい方が併用で施術を受けるようです。
脂肪注入を併用した経験者の口コミ
眉毛下切開と脂肪注入を併用した方は、どのような結果だったのでしょうか。
経験者の口コミを掲載します。
【引用】https://tribeau.jp/diaries/32186
■メニュー名
眉毛下切開
目の下のたるみ、クマの施術
脂肪注入
■メニューについて
もともとの二重のままたるみだけを改善したかった。
クマに関しては確実に無くす施術をしたかった。
■経過レポ(28日後)
眉下の傷はメイクすれば目立ちません。
目の下の脱脂に関しては、脂肪注入もしているのでまだ膨らみがありますが、日ごとに馴染んできてる感じです。
【引用】https://tribeau.jp/diaries/13455
■メニュー名
眉毛下切開roof切除+上まぶた脂肪除去
クマ取り+脂肪移植
■メニューについて
まぶたの脂肪が多いこと、クマが気になることを相談したところ以下をすすめられたため
- まぶたはroof切除と脂肪除去も必要である
- クマは、脂肪除去すると顔がのっぺりした印象になってしまうため、お腹から脂肪を取り移植すること
■経過レポ(64日後)
施術2ヵ月が経過しました。
腫れもまったくなく、クマのたるみもなくなりました。
メイク映えもしやすくなり、もっと早く受けていればよかったーという感じです。
自分的にはまぶたの腫れぼったさがなくなったことが嬉しいですが周りにはクマがなくなってすっきりしたと言われました。
歳をとってもたるむ心配がないので若いうちに受けておくべき施術かと思います!
まとめ
この記事では、眉毛下切開と併用可能な施術はあるのか、また経験者の口コミ情報を調べてみました。
<今回のコラムのまとめ>
眉毛下切開と併用して行われる施術として、roof切除、眼窩脂肪切除、二重切開、目頭切開、脂肪注入などがある
眉毛下切開と一緒に別の施術も検討中の方の参考になれば幸いです。